とうほく陶芸家展 in せんだい 第6回 2019 5/24~26  Tohoku Potters Exhibition in Sendai

新緑が輝く八幡の森に、江戸時代からの伝統と技術を受け継ぐ、あるいは自ら窯を開き作陶を続けてきた東北の陶工たちが集います。     Tohoku potters gather in the sparkling fresh verdure of Hachiman no Mori.

2013年05月

オークションリストが英国から届きましたので、掲載します。
オークションは1日目18日10時より表の下限の価格からスタートします。3日目20日の17時に入札を締め切り、落札者を決定いたします。International Auction Lot_list (yen)

「とうほく陶芸家inせんだい」が近づいてまいりました。5月15日付けの河北新報朝刊に、記事が掲載されましたのでご覧ください。NP河北

震災後まもなく、英国の陶芸家から突然のメールが飛び込んで来てびっくりした。東北の陶芸家たちのことを案じて、「窯炊きエイド」という組織を立ち上げたというメールである。「東北には古くからの伝統を受け継ぐすばらしい窯がたくさんある。彼らは無事か?」という言葉に、これまでローカルでやってきたことに、突然のスポットライトがあたったような気分になった。海の向こうの人たちが私たちが忘れている価値を気づかせてくれた。ローカルな生活の場に根ざして泥だらけになりながらやってきたことにこそ、実は、世界に通じる普遍性があるかもしれないのだ。土を重んじる陶芸という業にはそうした暗喩がある。
偏狭に伝統にこだわるというのではない。日本という国は、積極的に海外のものを取り入れ、それを血肉化してきた国である。海外の作家が支援のためにたくさんの作品を送って来た。日本陶芸への彼らの愛を感じ、伝統を受け継いで来た陶芸家の魂のうえにも新たな目覚めを喚起し、未来へ世界へ伝統を進化させる契機になればと思う。経済的な問題の解決の糸口ともなる、それが真の東北の陶芸の復興=ルネッサンスではないか。
震災2年目、最後に手弁当での多くの方のご協力、ご理解があって仙台市内でこうした展示会を開くことが出来たことを感謝したい。

50代近く駐車可能ですが、混雑が予想されますので、市内の方は
バス等でおいでいただけると助かります。
地図l

「とうほく陶芸家展inせんだい」には、東日本大震災を機に東北の陶芸家を援助する目的で組織され得た英国陶芸家グループKamataki-Aidを中心に米・仏・独など世界各国から集まった、実用の器作品のチャリティーオークションを開催します。売上は、窯の修復費用や陶芸家の生活復興等にあてられます。代表のGas君嶋さんの呼びかけにより日本の作家さんとは違った多様なテーストの個性あふれる作品が集まっています。現在集まっている作品はKamataki-Aidのサイトに掲載されています。

http://www.kamataki-aid.com/04_gallery.html
なお、オークションは5月18日〜20日の期間中サイレントオークションの形式で行い、5/18~20日(10時〜17時)の会期中ずっと開いています。
作品番号と名前と連絡先を書いたせり札をBOXにいれてもらう方法で、最終的にいちばん高い値をつけられた方に作品が渡ります。kamataki
 

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